交通事故で後遺症が残ってしまった場合の後遺障害等級とは

交通事故に遭ってしまい、後遺症が残ってしまった。
被害者にとっては許しがたいものですが、現在の日本の法律ではお金による解決策しかとれません。
後遺症が出てしまい、加害者に慰謝料を請求したいという場合、後遺障害等級というものに認定される必要があります。
ではそれはどのような仕組みなのでしょうか?


交通事故で負った後遺症を等級にする

後遺症には重症のものから軽症のものまであります。
たとえば交通事故で下半身不随になってしまったなど、生活に大きな支障をもたらすものは重症です。
一方で、支障はあまりきたさないけれど、傷が大きく残ってしまったというものは軽症です。
それらの後遺症を一つ一つランク付けし、各等級に慰謝料の額を振り分けたのが後遺障害等級制度です。
一つ一つの金額ははっきりとは決まっていませんが、相場はある程度決まっています。
そして肝心なのが、慰謝料の金額を決めるのは加害者側の保険会社と被害者側の弁護士だということです。


弁護士に相談するのとしないのとでは大きな差が出る

もし被害者側に弁護士がいないとなれば、加害者側の保険会社が金額の決定を行うということになります。
はっきり言って、これは被害者に不利になる可能性がかなり高いです。
なぜなら慰謝料というのは保険会社の利益であるため、少なめに見積もられがちだからです。
これを防ぎ、納得のいく額をもらうためにも、交通事故のことは弁護士にきちんと相談しましょう。
実際、弁護士のサポートによって、保険会社が提示した額の3倍以上の慰謝料をもらえたというケースもあるようです。
損をしたくないなら、治療が始まった段階で法のプロに相談をしておきましょう。

交通事故を相談する弁護士はどのようにして決めたらいいの?

いつ誰の身にもふりかかってしまう交通事故。
万が一のときにきちんと対応するためには、事前に慰謝料や損害賠償で損をしないような方法を知っておく必要があります。
そこで頼りになるのが弁護士ですが、どの弁護士でも平等の対応を取ってくれるとは限りません。
こちら側がパートナーをちゃんと選ばなくてはならないのです。


交通事故を相談する弁護士を選ぶ方法

交通事故の問題を解決するには、それに精通している弁護士を選ぶ必要があります。
法律に詳しい人を選ぶというだけでは納得のいく結果を得ることはできません。
心強いパートナーを得るためには、事前にしっかりと調査をしておく必要があります。
ネットでの口コミや事務所のホームページをよく調べ、交通事故問題で実績を上げている人を知っておきましょう。


こんな弁護士は交通事故の相談に向いていない

逆に選ばない方がいい人、つまり交通事故に弱い弁護士もいます。
たとえば治療開始時に相談をすると「病状固定になってからまた来てください」と返してくる人は弱い人物です。
交通事故に強い人は、その段階からきちんと法的なサポートをしてくれます。
何故ならきちんと治療を行ってもらったり損害に対して適切な対応を取ってもらったりするには、その時点で弁護士がそばにいてくれることが必要だからです。
泣き寝入りをしたくなかったら、事故の問題に強い弁護士に早めに相談しておきましょう。

弁護士に交通事故のことを相談するといくらかかる?

納得のいく損害賠償金や治療費を払ってもらうためにも、交通事故のことは弁護士に相談した方がいいです。
しかしここで気になってくるのは、事故の対応をやってもらうのに果たしていくらかかるのか? ということです。
大事なお金のことですので、事前にきちんと知っておきましょう。


交通事故のことを弁護士に相談すると数十万円かかる

弁護士費用としてかかるのは、着手金と報酬金の2つです。
着手金は契約をした際に支払うもので、だいたい20万円程度です。
報酬金は問題が解決した際に払うもので、賠償金や慰謝料の10%程度だと言われています。
被害額にもよりますが、少なくとも数十万円はかかると思っておきましょう。


弁護士に相談するメリットは大きい

しかし、交通事故のことを弁護士に相談するメリットはとても大きいです。
治療が始まったときから味方につけておくと、適切な治療を受けさせてもらえるようになったり、後遺症が残った際に保険会社が示した額の何倍もの慰謝料をもらうことができます。
もし交通事故に遭ってしまったら、損をしたくないですし、きっちりと納得のいく額を支払ってもらいたいですよね?
そう思うならば、怪我の治療が始まった早い段階で弁護士にお話しておくといいですよ。

交通事故の被害に遭ってしまったら、弁護士にも相談しよう

交通事故の被害に遭ってしまったら、人命救助の次におこなっておくべきことがあります。
それは、弁護士に相談をすることです。
なぜこのような手段を取るべきなのかを紹介します。


交通事故が起こったら忘れずに弁護士にも相談

事故の処理が始まると、損害賠償や治療費の請求額が計算も始まります。
治療が始まったタイミングで弁護士に相談しておくと、後の示談で納得の行く金額を請求できるようになります。
正しい治療がなされているかや、損害の調査が適切に行われているかを判断してもらえるようになるからです。
逆にここで話し合っておかないと、請求といったときに損をしてしまう可能性があるので注意です。
満足のいく額を払ってもらうためにも、先に法のプロにきちんと声をかけておきましょう。


後遺症などの大きな怪我につながってしまったときは要注意

特に後々残るような傷や怪我をおってしまったときには絶対話をしておいた方がいいです。
この場合治療が終わった後に示談というものを行うのですが、ここで被害者側に支払われる額が決められます。
早めに弁護士に話を持ちかけていれば加害者側の保険会社から多額の賠償金が支払われますが、話し合えていないと相手にとって都合のいい金額しか支払われないということになってしまう可能性があります。
そんなことにならないように、交通事故が起こってしまったときは、警察、救急車、弁護士の三者を呼ぶことを心がけましょう。